チャーハン

炊きたてのご飯に味噌汁、そして漬物。それが私の朝の定番だ。

しかし、たまに目測を誤ってご飯が余ってしまうことがある。

今の時期、冷え切ったご飯をそのまま口にするのは、なんとも寂しく、そして辛い。

炊飯器の保温機能を使えばいいのだが、あの独特の籠もったような臭いが鼻につくのが

どうにも苦手だ。

かつてはそんな冷やご飯の救世主としてお茶漬けの素があった。だが、近頃の物価高騰は

凄まじい。四畳半の生活において、お茶漬けの素でさえ贅沢品になりつつある。

そこで今日、私はチャーハンの素を調達してきた。お茶漬けにするよりは手間だが、

幸いなことに少しだけ時間がある。

この冷やご飯を、熱々のチャーハンに仕立て直してみようと思う。

まずはフライパンを火にかけ、細かく切った魚肉ソーセージを炒める。

本音を言えばチャーシューやひき肉を使いたいところだが、今の私にそんな余裕はない。

ギョニソは貧乏四畳半における貴重なタンパク源なのだ。

パチパチと焼ける音がしてきたら、溶き卵を流し込み、間髪入れずに冷やご飯を投入する。

卵が米の一粒一粒をコーティングするように混ぜ合わせ、全体が馴染んだところで

市販のチャーハンの素を振りかける。

最後に、彩りとして刻み葱を散らせば完成だ。

香ばしい匂いが部屋に広がる。ただの冷やご飯が、立派な一皿に生まれ変わった。

これだから自炊はやめられない。







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