コーンマヨネーズトースト

冷蔵庫を開けて、ふと目が合った。そこには数日前に使い切れなかったコーンの缶詰。正直、まだいけるかな……なんて、ちょっとしたギャンブルみたいな気分で中を覗き込む。

さらに追い打ちをかけるように、パンの袋もチェック。買ったときはあんなにしっとりふわふわだったのに、今や触り心地は完全にパサパサ。賞味期限の限界がすぐそこまで来ているのがわかる。

このコーンと食パン、いわば「期限切れ寸前コンビ」をどうにか救出せねば。

そこで思いついたのが、最強のつなぎ役、マヨネーズ。これさえあれば、バラバラのコーンたちも食パンの上に留まってくれるはずだ。さっそく、コーンをマヨネーズで和えてパンにのせ、トースターへ。



焼き上がったのは、見た目だけは完璧なコーンマヨネーズトースト。

さあ、救出作戦開始とばかりにガブリと一口。……ところが。

噛むたびに、マヨネーズの包囲網をかいくぐったコーンたちが、ポロポロと皿の上に脱走していく。うわ、食べにくい。せっかくの一体感が台無しじゃないか。こぼさないように、変な角度で首をかしげながら、そっと、慎重に食べ進める。

格闘すること数分。なんとかコーンの缶詰はこれにて完全制覇。

さて、問題はあと数枚残されたパサパサの食パンだ。口の周りについたマヨネーズを指先で拭いながら、次はこのパンをどうやって美味しく成仏させてやろうか、と次なる作戦を練っているところ。


コメント