激安スーパーの「安さ」っていうのは、俺たちみたいな生活を送る人間には強烈な
麻薬みたいなもんだ。でも、何度か手痛い失敗をして学んだ。
安けりゃいいってもんじゃない。「安物買いの銭失い」を地で行く、絶対に手を出しては
いけない地雷がいくつかあるんだよ。
一番の禁忌は、なんといっても「大袋の得体の知れない生肉」だ。
100グラム数十円なんて破格で売られている鶏肉や豚肉のジャンボパック。
つい手が伸びそうになるけど、これがクセモノでね。解凍してみると半分くらい水気が
抜けてドリップだらけだったり、焼いても焼いてもゴムみたいに硬かったりする。
結局、臭みを消すために余計な調味料を使わなきゃいけなくなって、トータルで見ると
全然節約にならないんだ。
それから「見切り品の葉物野菜」も要注意。
人参や大根なら多少古くてもなんとかなるけど、レタスや小松菜の限界突破したやつは
ダメだ。冷蔵庫に入れた瞬間に溶けるように傷んでいく。
結局、半分以上捨ててしまうことになって、ゴミを金で買ってるような気分に
なるんだよね。
あと、これは精神的なダメージが大きいんだけど「100円以下の激安レトルトカレー」
もたまに罠がある。
具が一切入っていないのは覚悟の上だけど、味が単なる「スパイスの匂いがする塩分」
みたいなやつがあるんだ。あれを食べると、お腹は満たされても心がスカスカになる。
せっかくの食事が義務作業みたいに感じられちゃ、この生活は長続きしない。
一番賢いのは、結局「素材がそのまま見えるもの」を買うことだと思う。
変に加工された安物より、今回買った人参みたいに、泥臭くても形がしっかりしてるもの。
それを自分の手でどうにかするのが、一番確実で、一番贅沢なんだ。
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