とんこつラーメン

スーパーで目が合っちゃったんだよね。あのパッケージ。

どんぶりの中にきれいに並んだチャーシュー、彩りを添えるネギとゴマ。

そして、コリコリしてそうな細切りのキクラゲ。

その完成されたビジュアルに一目惚れして、気づいたらカゴに入れてた。

よし、今日はこのパッケージ写真の再現に挑戦だ。

まずはチャーシューを用意。ネギは手軽にカット済みのパックで済ませることにする。

ゴマは……まあ、すりごまでも香りは一緒だし問題ないでしょ。

さて、問題はキクラゲだ。

棚を探したけど、家にあるのは細切りじゃない「ぶっとい」やつだけ。

一瞬迷ったけど、まあ、キクラゲには変わりないし、いっか!と自分を納得させる。

さっそく調理開始。お湯を沸かして乾麺を投入。

その間にどんぶりへ粉末スープをセットしておく。

麺が茹で上がったら、熱々の汁と一緒にどんぶりへ。

ここまでは完璧。仕上げの盛り付けタイムだ。

チャーシューをのせて、ネギを散らす。茹でて戻したキクラゲをどさっと置いて、

仕上げにゴマをパラパラ。

……あれ?

目の前にあるのは、パッケージの繊細な一杯とは似ても似つきぬ光景だった。

キクラゲが、とにかくぶっとい。

乾燥状態から戻したもんだから、これでもかってくらい膨らんでる。量も大きさも想定外。

細切りの面影なんて微塵もなくて、もはや「黒い塊」がどんぶりの真ん中にどっしりと

鎮座している。

主役を張るはずだったチャーシューが、その圧倒的な存在感に押されて小さく見える。

キクラゲの主張、激しすぎない?

まあ、でも、これも一つの個性かな。見た目はちょっと、いや、かなり違うけど、

ラーメンであることに変わりはないし。

それじゃあ、いただきます!





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